Netflix:相撲人 LITTLE MISS SUMOの感想「日本人は絶対観るべき良作」

日本の無意識下の根強い性差別が相撲の世界一を目指す彼女達の行く手を阻んでいるという事実。思いがけない切り口のドキュメンタリー映画。日本人こそ「はっ」とするジェンダーレス後進国日本ということを今更ながら気づかされます。

Netflixオリジナルドキュメンタリー映画「相撲人」の感想と評価を紹介します。

やはりNetflixオリジナルはドキュメンタリーが至高ですね。

いつも期待を裏切りません。

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Netflixオリジナル「相撲人」若干ネタバレありの感想評価

まず先にごめんなさい。ナメていました。

相撲かぁ、私は日本人だよ?女子?20分間?面白いのかなぁ。

まぁ時間あるしいいかぁって視聴開始。

20分後。

興奮して体が震えてしまいました。

めちゃくちゃ面白い!

女子相撲で「世界一」を目指す「今 日和(こん ひより)」さんの相撲の経歴、彼女の練習場所、何故彼女は世界一を目指すのか?が詳細に美しい高画質映像と共にインタビュー形式で語られていきます。

そのたかが20分の間にどれほど衝撃を与えてくれたかを紹介していきます。

若干のネタバレはありますが、それでもこの作品を日本人すべての人に見て欲しいと願います。

衝撃1:まず相撲への差別意識を無くそうか

まず、彼女は日本人。

ごめんなさい、冒頭の鋭い目つきは「白鵬」を彷彿とさせてしまったのでてっきりモンゴル人と思ってしまいました。

そうなんです、相撲にそもそも興味はなかった私はニュースで流れる海外勢による相撲界席巻具合に日本人は弱い。という印象を持っていました。(ごめんなさい興味のない人のイメージです)だからこそNetflixがわざわざ相撲をテーマにドキュメンタリーを制作するぐらいだから「強い外人さん」を主役に置いた作品かと思ってしまっていたのです。(猛省)

おい、私、相撲といえば日本だろう。日本人だろう。神事だろうが。馬鹿たれ。

勝手に劣等感を持つなや!情けない!

って私一人で己を恥じるところから物語は始まります。

衝撃2:女子相撲には「プロ」が存在しない

日々NHKを賑わせる相撲。確かに男性だけのイメージがありましたが、女子には絶対に土俵を踏ませることはしない伝統が存在しており、彼女はプロになることはできないのでした。これには衝撃です。

「日本では男のみが土俵に上がれるんです」

「女は絶対に土俵には上がれません」

「絶対にです」

いつだったか土俵で倒れた人の心臓マッサージを行なっている女性に対して行司が「女は土俵を降りろ」とアナウンスしたニュースを思い出しました。

その割にはバラエティでは性差別を無くそうとか、ジェンダーレスなどの単語が飛び交い、性別もあやふやなタレントが出てきてます。

残念ながら角界の公式な答えはないのですが、相撲は男だけというのも不思議な話。

革新を嫌う日本ならではと彼女は言い

少しだけ申し訳ないと思いました。

ここまで彼女は本気で相撲が好きなのに。と。

一応調べてみると、もともと相撲は豊作を祝うための儀式であり、その豊作の神は女性であり、その女性を楽しませるために力自慢の男同士が力を競い合う様が始まりで、女神がヤキモチ焼くので女性は厳禁!ということだそうです。

めっちゃ性差別でした。

男性だからOK.女性だからNG。

女神だから?ヤキモチ?

本当にそんな理由だけなのでしょうか?

たったそれだけの理由で相撲界は女性のプロへの道を一切作らず絶ってしまっており現時点で女子プロ相撲を目指すことは不可能となっています。

驚きましたね。

しかし彼女達は何故「相撲の練習をするのか」が徐々に明らかになっていきます。

衝撃3:相撲の世界大会がある

プロになる道が途絶えた彼女達は何故相撲の練習を続けるのか?

の答えがありました。

それは相撲の世界大会。

もちろん男女は別々ですが、世界中の力自慢&体格の良い人たちが集まって土俵で競います。

どうせ形だけと思ってしまいましたが、しっかりと四股を踏み手を合わせ神に祈る様はすべての人がやっていましたので、

世界中で「相撲」を学び努力している人がいる。

そう思うだけで誇らしくなりました。

もちろん合図と共に体でぶちかます様は相撲そのもの、世界各国の体格自慢の人達の中で主役の今日和は頑張ります。

衝撃4:自身の無意識下の差別に気づく

この作品を通して思ったのが、私も無意識下で様々な差別をしていたということ。

きっとモンゴル人だ。

相撲は女性ダメなんでしょ?

女性がダメならダメなんじゃないの?

と、情けない差別意識を知った。

ニュースで見るだけの知識ではダメだ、相撲だから女性はダメってどこかで思ってしまっている時点で私は古い日本人の感性なのだろう。反省しよう。

しかし彼女は懸命に世界一を目指し毎日毎日鍛錬を繰り返します。

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まとめNetflix「相撲人」感想評価「日本人は絶対観るべき良作ドキュメンタリー」g

目標は日本女子プロ相撲を作ること。

彼女は諦めない。

世界中で相撲を愛する人がいる。

男性だから、女性だから、

そんなのは関係がない。

力を試したい

世界一になりたい

相撲で世界一になりたい

様々な理由があるのだろう。

今一度自分の中にある差別意識を見つめなおすのに最適な映画だった。

もう一度相撲のすごさを知ろう。

もう一度日本の狭さに気付こう。

もう一度自分自身の中にある性差別意識に気が付こう

気が付く、

それだけでも世界は大きく良い方向に変化すると思いました。

私ももう少しだけ良い大人になれたと思います

Netflixオリジナルドキュメンタリー作品やはり凄いぜ。

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have a good job

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