政府がマスクの高額転売者に対して懲役1年か罰金100万円以下の罰則を設けた。がそれ以上に恐ろしい”前科”が付くとどうなるのか?を紹介。
「15日までなんとかなる」
とか思っていませんか?
もう誰も購入しないからと言って売れないままサイトに高額なまま放置するのも危険ですよ。
警察は突然きます。
「逮捕です」
と言われたら逮捕です。
言い訳?
聴きません。
既に全ての証拠を手に入れた上であなたの家・部屋に来ます。一瞬であなたの人生は終わりです。
しかし、
「懲役1年だし」
「100万円以下って100万払うわけじゃないんでしょ?」
と思っているなら本当に可哀想な人。
前科が付くってこんなにヤバイ。
そんなことを紹介します。
目次
マスク転売懲役1年よりも最悪な”前科”が付く事の怖さとは?
簡単に言えば
- 社会人なら解雇
- 学生なら国家資格取得できなくなる
- 履歴書に”前科”を記入義務
- ネット上に実名が残る(一生)
最悪ですよね。
逮捕・前科がつくと仕事は?
当たり前ですが一般企業に在籍している会社員の場合は懲戒免職処分が一般的です。
軽微な?犯罪であれば戒告と呼ばれる口頭による厳重注意や減給で済む可能性もありますが、これぐらいならと判断するのは犯罪者のあなたではなく、企業です。
言い訳はできません、逮捕されて前科がついたのですから。
公務員は資格剥奪
地方も国家公務員も関係なく前科がつくと欠格(禁固刑以上の刑罰だが、マスク転売の場合は懲役刑のため禁固刑以上の刑罰です。)です。
再度公務員試験を受けるのは刑の執行が終わっていた場合可能なようですが、最終面接では賞罰や前科の有無をほぼ聞かれるので正直に答えましょう。
前科がつくと国家資格は?
例えば弁護士・公認会計士・弁理士・教員などの国家資格を必要とする職業の多くは禁固刑以上の前科があれば資格剥奪されます。他の国家資格の多くも欠格となりえます。
ただし、国家資格の中には執行猶予期間の終了。刑の執行が終了した場合、資格の制限の解除・失効した資格が再取得かのうとなる場合もあるそうです。
学生が”前科”がつくと最悪な理由とは?
公的な刺客の多くは前科がつくことで
資格停止・剥奪・資格取得に制限が設けられます。
特に教師・医療関係は資格剥奪となり2度と取得できません。今までの苦労を考えると洒落になりません。
これから国家資格を目指している学生は全ての夢が剥奪されるのと変わりはありません。
禁固刑以上の刑罰逮捕されると資格剥奪or制限を受ける資格一覧
以下の資格は前科があると制限or剥奪されます。
- 国家公務員
- 地方公務員
- 自衛隊員
- 保育士
- 旅客自動車運送事業者
- 社会福祉士・介護福祉士
- 行政書士
- 司法書士
- 不動産鑑定士
- 宅地建物取引士
- 質屋
- 貸金業者
- 建設業者
- 建築士
- 医師
- 歯科医師
- 薬剤師
- 看護師
- 准看護師
- 保険師
- 助産師
- 調理師
- 柔道整復師
就職・再就職に影響
大手企業は信用問題に関わるので「前科はありますか?」と普通に聞いてきます。
さらに最近の企業では当たり前のように「実名で検索」をするのでSNSならまだしも、事件の実名報道情報がネット上に残っている場合は最悪です。
もちろん嘘は「経歴詐称」となり一発で解雇にできる理由となります。
「前科があれば採用しなかった」というのも立派な理由となります。
履歴書に”前科”記載の義務が発生する
どんな罪だろうと逮捕されたら”前科”が付きます。
マスク転売で逮捕されて懲役刑が執行された場合は10年間は前科が付きます。罰金でも5年は前科がつきます。
一般的な履歴書には「賞罰」の欄があるので前科がある場合は記入しなければなりません。「不実記載」となります。
海外旅行は行けるが・・・・
前科があるからといって海外旅行ができない訳ではなりません。パスポートもそのままです。新規取得する際も問題ありません。
ただし、国によってはビザの発給制度が違うので「前科・逮捕歴があると入国できない」こともあります。例えば東南アジアでは覚醒剤の前科があるとビザの発行がされず入国できない国もあります。
海外渡航前に大使館に連絡するなどの事前に情報収集が必要となります。
前科は立派な離婚理由にも
前科や逮捕歴は個人でも(自分でも)調べることはできません。個人情報は何人たりとも照会などで調べることはできません。だから安心?
違いますよ、もし何かあったとき
逮捕歴が見つかった場合、離婚な正当な理由として受理された事例もあります。