Netflixドキュメンタリー「ロバート・ジョンソン」あらすじ感想と27クラブの紹介

Netflixドキュメンタリーは良作揃いだが稀に駄作がある。十字路で悪魔に魂を売った伝説のミュージシャン”ロバート・ジョンソン」の27年間の謎多き生涯を貴重な追った「リマスターシリーズ」最新作の感想と紹介。そして才能のあるミュージシャンは27歳で亡くなってしまうと噂された”27クラブ”とは?

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”ロバート・ジョンソン”あらすじ

「彼の演奏は本当に初心者だと思ったんだ、みんなが言っていたんだこの騒音(ノイズ)を止めてくれって。その1年後ありえない程の上達をして彼は帰ってきた、みんなが言ったんだ」

「”彼は悪魔に魂を売ったんだ”って」

ロバートジョンソン。彼の名前を知らないアメリカ人ミュージシャンはいないだろう、ボブディランでさえも彼の音楽がなければ今の私はいなかったと言われるほどの影響力を持つ悪魔と取引をした有名な伝説(クロスロード伝説)を持つ謎多きブルースマンの素顔に迫る。

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”ロバート・ジョンソン”視聴後の感想

彼のことを少しでも知っていないと興味がないと面白くもなんともない作品。

これがこの作品の感想。

私はブルースは千葉県我孫子駅前で歌っていたブルースマンにオススメのアルバムを聞き手に入れた「Drop down mama」以外知らない、独特の音楽であるブルースは好きだ。しかしブルースに詳しいわけではない。

そしてドキュメンタリー作品が好きだ。淡々と偉人達の軌道を学ぶだけでも面白い。どんなことを考えてどんな生き方をしてどう失敗しどう成功したのか?映画とは違い台本のない生の生き方を観れるのが大好きだ。

しかしこの作品を見た後に思ったのは

短く、薄い内容

そう思った。

伝説のブルースマンの謎を死亡届から家族を割り出し様々な証言を集めたロバート・ジョンソンの生涯を紐解く貴重なドキュメンタリー作品。

音楽業界に残った未解決ミステリーを検証する「Remastered」シリーズの最新作。

これに対して少しだけ気になっていた点がある。

前作ボブマーリーの暗殺未遂事件”だけ”を取り上げた作品があったが駄作だったのだ。

リマスターシリーズ「ボブ・マーリー」
これを見るのならルーツ・オブレジェンドを観た方が
あなたの音楽教養のためになる。絶対に。

と言うのもNetflixで2012年に公開された「ボブ・マーリー:ルーツ・オブ・レジェンド」このドキュメンタリー作品が優秀すぎだった。

ボブ・マーリーの生涯をかなり詳細に追い生前の貴重な映像だけではなく、黒人でも白人でもない彼のルーツ、レゲエミュージックとは、ラスタファイと呼ばれる彼らの神様について、ドレッドヘアの理由、亡くなる直前のライブ映像、彼の音楽が学校で教えられている国など貴重で秀逸なドキュメンタリーがとっくに出ている。

もちろん暗殺未遂事件も描かれているが、この作品では彼の偉大な生涯にとって通過点としか描かれていない。


ボブマーリーの全てが詰まっている作品はこちら。

これをを先に見てしまうと”彼の中ではそれほど大したことではない事件を追う事自体がナンセンスであり、それでも人前で歌うことを辞めず病魔に侵されてもライブを続けた彼に対して、済んだ事を蒸し返しただけのドキュメンタリー作品”には別段グッと来ることもなかったので、印象は薄かった。そんなリマスターシリーズ(まさかシリーズ化しているとは)最新作。やはり薄い。

しかし、このロバート・ジョンソンのドキュメンタリー作品は少ない。見たことがないので嬉しかった。漫画「俺と悪魔のブルース」でしか彼の存在を知らなかった私にとって有意義な時間だった。

だが、薄い。

彼の音楽を聴いたことはないが、興味はある。

その程度の知識の私に対してはかなり突き放した内容に思えた。

と言うのも、結局のところ彼の残した29曲が残っている事以外ほとんどが、伝説・噂・又聞き程度の事。晩年彼と共にアメリカ大陸を旅して演奏していた友人の話はあるが、結局のところ死因も「毒殺」”と言われている”等の若干曖昧な話をテンポ良く教えてくれるのだが、真実味が薄いと言うかなんと言うか。

彼に影響を受けたと言われている著名な音楽家達が出演するが、「誰?」な人たちが(私は音楽は好きだが人物までは気にしたことがないため人物に超疎いのも原因だが)自分の紹介も無しに「彼は偉大だ!」「彼の音楽は悪魔的だ!」と口々に言われても「そもそもあんたらはただのブルース同好会の奏者なのか?」程度の人たちが褒めている印象でしかない。残念だが。

テレビスペシャル番組じゃないんだから、一人一人の「彼をこう語る彼女は偉大なブルースマンで…」等のナレーション入れてくれればいいのに。

雑と言うよりは監督のせいなのだろうが、

「なぁ、ロバート・ジョンソンって知っているんだろ?彼のこんな話を知っているんだ」

監督はこう言いながら私達にこの作品を見せてくれるのだが、初心者向けではない印象を受けた。

ボブマーリーの生涯のほんの一部を取り上げて作品にしたりするあたり、もしかしたらロバートジョンソンについてもっと色々ありそうだけど、わざと短くしているのかな?

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ロバートジョンソンとは?

結局映画で描かれていた事、ウィキペディア・その他ブログで描かれていることは大体同じである。

偉大な人の割に情報が少ない。

って

ダメじゃん。

やっぱり噂と伝説だけで番組構成してんじゃねぇよ。

って取り上げるならもっと音楽聞かせろよ。

気になる人はこちらからロバート・ジョンソンのウィキペディア参照してみてください。

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27クラブとは?

才能を持ちながらも27歳の若さで亡くなったミュージシャン・俳優・アーティストの一覧である。

もともとロバートジョンソン含む多彩なアーティストが27歳で亡くなる事が多いのでないか?と噂されており1960年代に多くの人気ミュージシャンが相次いで亡くなった事で27クラブという言葉が定着した。

伝説的で悪魔との契約を噂された程の達人技を持つ天才ブルースマンロバート・ジョンソンが亡くなった年齢は1938年の27歳。

  • ブライアンジョーンズ:ローリングストーンズのギタリスト兼リーダー
  • ジミ・ヘンドリックス:偉大なギタリスト1位。ライブ中ギターを燃やしたり焼いたりするシンガーソングライター。(彼の生涯の方がロバートジョンソンよりも面白い)死因が謎。
  • ジャニス・ジョプリン:1960年代人気絶頂だった女性ブルースシンガー。薬物の過剰摂取で死亡。
  • ジム・モリスン:人気バンド「ドアーズ」のボーカル。死因が謎。
  • そしてカート・コバーン:ニルヴァーナのボーカル。smells like teen spirit でアメリカで彼の名前を知らない人はいない程の人気を獲得したが間も無くショットガンで自殺。

さらに詳しく27クラブの一覧はこちら

このように1960年代ー1990年代に特に多くの音楽史の歴史に名を残す偉大なアーティスト達が若くして奇しくも27歳という年齢で亡くなった事でより、「27」という言葉、ある意味信念が定着してしまっている。中には27歳でわざと自殺する馬鹿者もいるようだ。

27クラブの事を歌った人といえば色々いるが、私はYoung Fathersのアルバム「white men are black men to」(白人は黒人である)に収録されているタイトル「27」を推します。歌詞は不明ですが音楽が好きなので。

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オススメのブルースアルバム

前述した私がブルースと出会ったきっかけを作ってくれた方から伺ったアルバム「Drop Down Mama」をオススメします。

10年前に立ち寄った我孫子駅前で演奏していたこの方に

「初心者にオススメするブルース音楽を教えてください」

とどストレートに質問して教えてくれたアルバムで思い出深いです。

誰が歌っているとかではなく、ただブルースってこんな感じって楽しみたい人へ。かなり深いので10年経った今でも聞いています。