子供の帯状疱疹が親にうつる確率は?いつまで感染力がある?予防法は?
子供が帯状疱疹と診断されたら、家族は何をすべきか?正しい予防方法から、帯状疱疹とは?症状・再発・うつる確率などの症状をわかりやすく解説して行きます。
帯状疱疹とは?
・子供の頃に感染した水ぼうそうが大人になって再発するのが帯状疱疹と言う。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは、水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウイルスを原因として発症する。
詳しくは「読んで解決!帯状疱疹とは?わかりやすく解説!」をご覧ください。
帯状疱疹の症状は?
主な帯状疱疹の症状
・皮膚のピリピリ・ヒリヒリとした痛みと痒み。
・虫さされのような浮腫性の紅班。
・軽度の発熱・リンパ節の腫れ、頭痛。
・小水疱(小さい水ぶくれ)初めは透明で徐々に黄色く濁る
・水疱が破れただれ・腫瘍。
・一週間は以上の症状が出続け紅班・水疱が増え続ける。
・かさぶたが治っても痛みが続く場合がある。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
大人と子供の症状の違いは?
大人も子供も同じ水痘帯状疱疹ウイルスに感染することで発症しますが、症状や病名が全く違います。
●初めて感染した子供は水疱瘡(みずぼうそう)
●過去に感染した事のある(再発した)大人は帯状疱疹(たいじょうほうしん)と呼ばれる。
●子供でも水ぼうそう治療後にも数年経つと帯状疱疹に掛かってしまう事を覚えて起きましょう。
帯状疱疹の原因は?
主な原因は子供時代の水ぼうそう発症・大きなストレス・過労・病気や手術、免疫抑制薬による免疫力低下・高齢。そのため帯状疱疹の発症確率は年齢が高ければ高いほど確率が高くなる。
子供の帯状疱疹は大人にうつるのか?確率は?
Q:子供の帯状疱疹は大人にうつるのか?
A:水ぼうそうにかかったことがない大人には帯状疱疹のウイルスはうつってしまう。しかし一度でも帯状疱疹にかかったことがあればうつる心配はありません。
しかし水ぼうそうにかかったことのない小さい子供には感染して水ぼうそうが発症してしまいます。特に妊婦への感染は子供へのリスクがあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
帯状疱疹はいつまで感染力があるのか?
Q:帯状疱疹はいつまで感染力があるのか?
A:全ての発疹が乾いてかさぶたになれば感染力はなくなります。
逆にそれまでは常に二次感染の危険があるので、水ぶくれ部分にはガーゼで覆う、触ったらすぐに手洗いを行う、タオルは共有しないなどの予防処置が必要となります。感染力は乾くまで、覚えて起きましょう。
帯状疱疹の予防方法は?
Q:帯状疱疹の予防方法は?
A:手洗いうがいの徹底、マスクの着用、帯状疱疹になった家族や患者と接触しない、水疱(水ぶくれ)に触れないように包帯・ガーゼ・洋服で覆い患部を露出させないこれらの予防方法で帯状疱疹の二次感染を大幅に減らすことができます。
お風呂は控えてシャワーだけにしましょう、水ぼうそうにかかった事のない人が入ってしまうと入浴を介してうつる可能性があります。
子供の帯状疱疹が親にうつる確率は?いつまで感染力がある?予防法は?まとめ
子供から親にうつる確率は低いとはいえ、親が水ぼうそうにかかったことがない場合はこう確率で発症してしまうのは残念というか怖いですね。痛みは夜眠れない程というのが恐ろしいです。さらに恐ろしいのは帯状疱疹治療後に発症する後遺症です、こちらは治療に数年から十数年かかってしまうのでもっと帯状疱疹について詳しく解説していますのでこちらもご覧ください。
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