帯状疱疹は大人にうつる?発症する原因や感染経路を詳しく解説

帯状疱疹は大人にうつる?発症する原因や感染経路を詳しく解説

子供が帯状疱疹と診断されたが、大人にもうつるのか?帯状疱疹にかかる原因(感染経路)をわかりやすく解説して行きます。

帯状疱疹とは?

・子供の頃に感染した水ぼうそうが大人になって再発するのが帯状疱疹と言う。

読んで安心帯状疱疹の詳しい解説はこちらをご覧ください。

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帯状疱疹の症状は?

主な帯状疱疹の症状

・皮膚のピリピリ・ヒリヒリとした痛みと痒み。

・虫さされのような浮腫性の紅班。

・軽度の発熱・リンパ節の腫れ、頭痛。

・小水疱(小さい水ぶくれ)初めは透明で徐々に黄色く濁る

・水疱が破れただれ・腫瘍。

・一週間は以上の症状が出続け紅班・水疱が増え続ける。

・かさぶたが治っても痛みが続く場合がある。

詳しく解説。

帯状疱疹の初期症状はどちらか左右一方の胸から背中を中心に皮膚の見た目の変化がない状態で起こる皮膚のピリピリとした痛み。発症後1週間程度で体全体に皮膚に赤みや小水疱形成(小さい水ぶくれ)が帯状に現れる。水ぶくれは簡単に破れ皮膚がただれ、かさぶたができ黒く残る。その間も痛みが続きかさぶたが治り水疱の後が無くなっても痛みが続く場合がある。痛みの度合いに幅があり、軽い痛みの方は気にならない程度ですが、強い痛みの場合は眠れない程の激痛が続くと言われています。

発症場所は主に胸背中だが全身に発症するので注意が必要です。

顔に帯状疱疹の赤みや水疱形成が起きた場合は注意が必要で、顔面神経に水疱帯状疱疹ウイルスが感染してしまい、ハント症候群と呼ばれる病を引き起こすことがあります。ハント症候群とは目を閉じにくい、口を閉じにくく食物の摂取困難・難聴・めまい・味覚の低下・便秘・麻痺・膀胱直腸障害などが現れることもあります。

帯状疱疹の原因は?

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主な原因は子供時代の水ぼうそう発症大きなストレス過労病気や手術、免疫抑制薬による免疫力低下高齢。そのため帯状疱疹の発症確率は年齢が高ければ高いほど確率が高くなる。

帯状疱疹の原因は水疱瘡の原因となる水痘帯状疱疹ウイルスに感染することが原因です。初めて水痘帯状疱疹ウイルスに感染することで水疱瘡を発症します。治療後も驚くことに水痘帯状疱疹ウイルスは体内に何年もの間悪さをすることなく潜伏し続けます。帯状疱疹が発症する引き金となるのは、疲れ・ストレスにより免疫機能が低下しウイルスへの抵抗力が低下することで、再び水疱帯状疱疹ウイルスが再度活性化を初めて帯状疱疹を起こしてしまいます。

帯状疱疹の感染経路は?うつるのか?

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帯状疱疹は、他の人に帯状疱疹として感染することはないが、小さい子供には感染して水ぼうそうが発症してしまいます。特に妊婦への感染は子供へのリスクがあります。

しかし帯状疱疹患者と接触をした人が過去に水疱瘡の発症を経験していない。水痘帯状疱疹ウイルスに感染した事がない人は、水疱瘡として発症するリスクがあります。特に水疱瘡ワクチン摂取歴のない乳幼児との接触には最大限の注意が必要です。水ぼうそう(子供)は帯状疱疹(大人)には感染しませんが、水ぼうそう(子供)には繰り返しかかってしまう事があるので注意が必要。

帯状疱疹は大人にうつる?症状や原因(感染経路)を詳しく解説まとめ

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子供の頃にかかった記憶のある水ぼうそうがまさかずっと体内の神経に潜み、加齢や体が疲れたタイミングまでじっとしているとは恐ろしいことです。しかし帯状疱疹は一度かかってしまえば免疫機能がよっぽど落ちる手術や病気の治療後出ない限りは再発がほとんどないこともわかりホッとしました。しかし、ちょっと皮膚が痛いだけでも大丈夫大丈夫と高を括るのはやめて早期治療を常に考えておきましょう。帯状疱疹の最も恐ろしいのは治療後にも続く帯状疱疹後神経痛という後遺症です。こちらは早期発見早期治療で大幅に後遺症が起きる可能性を減らすことができます。詳しくはこちらの後遺症の解説をご覧ください。

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